花粉症に悩む人は、今や日本人の4人に1人。
くしゃみや鼻水、目がかゆいなどのつら~い症状、今年は少しでもマシであるといいですよね^^;
そこで気になるのが、花粉の飛散開始時期です。
東京都内ではいつ頃から花粉が飛び始めるのでしょうか。
そして、花粉の飛散前にしておきたい花粉症対策をご紹介します。
東京都の花粉の飛散開始はいつごろ?
花粉症の原因となる主な植物といえば、スギやヒノキ。
スギ花粉というと「春」のイメージが強いですが、例年関東地方では1月下旬からスギ花粉が飛び始めます。
昨年(2015年)は、2月8日に東京大手町で花粉の飛散開始が確認されました。
季節はまだまだ冬真っ盛りですが、花粉アレルギーの症状が強い方は花粉に反応して症状が出始めます。
東京都でスギ花粉がピークを迎えるのは、例年3月初旬から4月にかけて。
そしてスギ花粉が終わったころ、ヒノキ花粉がピークを迎えます。
5月のゴールデンウィークのあたりに、花粉はようやく終息を迎えます。
近年は温暖化の影響を受け、花粉の飛散数も増加する傾向にあるようです^^;
花粉の飛散前から薬を服用しよう
花粉症は、症状がひどくなってから薬を服用しても薬の効果が出にくくなります。
花粉の飛散がまだ少なく、花粉症の症状が軽いうちに薬を使い始めると、症状が出始めるのを遅くしたり、花粉の飛散がピークを迎えたころでも症状をコントロールできるようになります。
これを初期療法といいます。
初期療法で花粉の季節をラクに乗り切るには、花粉の飛散が始まる約1から2週間ほど前から、自分の症状に合った薬を使うと効果的です。
東京都では昨年2月からスギ花粉の飛散が始まっていますので、初期療法を始めるには1月の中旬ごろまでには医療機関を受診して、薬を処方してもらうとよいでしょう。
花粉シーズン中に軽い症状で過ごすことができれば、仕事や学校の授業などへの影響も軽減できますね^^
最近では抗アレルギー薬と呼ばれる薬の中でも、比較的眠くなりにくい抗ヒスタミン薬がありますので、医療機関を受診した際には、自分の症状と薬に対する要望も併せて伝えるとよいでしょう。
さいごに
花粉症の症状でムズムズイライラ、鼻づまりでぼーっとして集中力も低下したり・・。
毎年つらい季節ではありますが症状が出始めてからでは遅いので、早めの対策で今年こそラクに乗り切りたいですね^^