ポインセチアの花は、冬になると街でよく見かけますね。
鮮やかな緑と赤のクリスマスカラーが特徴の鉢物で、贈り物としてもよく選ばれます。
この花にはどんな花言葉がつけられているのでしょうか。また赤以外に種類はあるのでしょうか。
ドラマでも取り上げられていたポインセチアの花言葉と種類、そして時期についてご紹介します。
ポインセチアの花言葉の意味や由来は?
クリスマスシーズンに登場し、緑と赤で街を華やかに彩るポインセチア。
原産地はメキシコで、別名「しょうじょうぼく」とも呼ばれる花です。
そんなポインセチアの花言葉はこちら。
「祝福する」「私の心は燃えている」「あなたの幸せを祈る」「清純」「聖なる願い」
原産地メキシコでは「クリスマス前夜の花」とも言われます。
これは昔、失恋して死んだ若い娘の胸の血がポインセチアになったという伝説に由来するそうです。
赤い色が情熱的なイメージとぴったりな花言葉ですね。
また、メキシコの先住民がポインセチアの鮮やかな色を清純のシンボルとしていたことにも由来します。
「祝福する」「幸せを祈る」という意味もあるので、お祝い事やプレゼントによく選ばれているのですね。
ポインセチアの花言葉あなたの幸せを祈るはドラマから?
ポインセチアは「あなたの幸せを祈る」という花言葉でも知られています。
これは、2012年放送の天海祐希さんや玉木宏さんが出演していた「結婚しない」というドラマで取り上げられて有名になったようですね。
「祝福する」「幸せを祈る」と同じ意味ですね。
でも鮮やかな赤の情熱的なイメージの「私の心は燃えている」という花言葉も覚えておいてほしいです^^
ポインセチアの花の色や種類は?
赤く花びらのように見えるものは、実は花ではなく苞(ほう)だとご存じですか?
ポインセチアの本当の花は、苞の中心にある黄色い粒状のものなのです。
最近では品種改良が進み、定番の赤のほかにピンク色の「カルーセルピンク」や淡黄色の「レモンスノー」、また白と赤の混じるマーブルなどもあります。
鮮やかな色のコントラストを楽しむために、定番の赤色とほかの色をセットで購入する方も多いようですね^^
ちなみにポインセチアという名前は、この花を最初にアメリカに紹介したメキシコ駐在のアメリカ大使だったジョエル・R・ポインセットにちなんで名付けられました。
ポインセチアの開花時期と赤くする方法とは?
ポインセチアの開花時期は11~2月にかけて。
クリスマスシーズンにお花屋さんで販売されているものは、時期に合わせて短日処理を施し、紅葉させたものなのです。
お家でもしっかりお手入れをして育てれば、赤く色づく時期を調整できたり、花を長く楽しむことが可能です。
ポインセチアをクリスマスに合わせて赤くするには、約2ヵ月前から短日処理を施しましょう。
やり方は夜7時頃から朝9時頃まで段ボール箱などを利用して、真っ暗な状態を作ります。
こうすることで花芽が出て、苞の部分が赤くなってきます。
赤い色を長く楽しみたい場合は、9月中旬頃から短日処理を行うのがおすすめです^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
鮮やかで星のような形が可愛らしいポインセチア。
寒い時期に心を温かくしてくれる魅力あふれる花ですので、花言葉を知って贈り物に選ぶのもいいですね。
ご自宅で育てる場合は、夏の終わりから準備しておきましょう^^