サラダやお刺身にしても美味しいアボカド。
実は、野菜ではなく果物だってことはご存じですか?
手頃な価格で美味しいアボカドですが、どんな栄養や効果があるのでしょうか。
またダイエットにいいと耳にしますが、本当なのでしょうか。
気になるアボカドの栄養成分とカロリー、そして効果や効能についてご紹介します。
アボカドに含まれる栄養成分とカロリーは?
年間を通して購入できるアボカド。生で食べても、加熱調理しても美味しいですよね。
世界一栄養価が高い果物ともいわれ、ギネスにも認定されてるほど豊富な栄養素を含んでいます。
アボカドにはリノール酸やリノレン酸といった不飽和脂肪酸のほか、たんぱく質、ビタミンB1、B2、Eのほか、カリウム、葉酸、食物繊維もバランスよく含まれています。
まさに栄養の優等生で、体力回復や成長期の栄養補給にもぴったりの食べ物といえますね。
でもアボカドの味わいは濃厚で、カロリーが少し気になりますよね。
アボガドはスライスなどにして食べることが多いと思いますが、半個で約130kcal、1個では約260kcalと少し高めです。
マヨネーズ和えなどにするとさらにカロリーが上がってしまうので、カロリーを抑えたいときはわさび醤油などをつけてお刺身にするのがおすすめです。
アボカドの効果と効能とは?
アボカドは「森のバター」とも呼ばれ、濃厚な味わいは油っぽいイメージが強いかもしれませんね。
ですが、アボカドの脂肪分にはリノール酸やリテイン酸が含まれています。
このリノール酸とリテイン酸は不飽和脂肪酸の一種で、コレステロールを減らす働きがあります。
血液をサラサラにする効果が期待できるため、動脈硬化や心臓病の予防に役立つといわれています。
このほか、アボカドには食物繊維が多く含まれています。
アボガド1個にごぼう1本分に相当する食物繊維があるため、腸の働きを整えて便秘改善の効果が期待できるほか、内臓脂肪が蓄積するのを抑制する働きもあるといわれています。
そしてアボカドにはカリウムも多く含まれるため、体内の過剰な水分や老廃物を排出する効果も期待できます。
アボカドの美肌効果とは?
アボカドに含まれるリノール酸やリノレン酸といった不飽和脂肪酸。
これらはコレステロールを抑制する働きのほか、お肌の保湿物質であるセラミドを作り出してくれるんです。
セラミドはお肌の水分をはさみ込みんで潤いを保つため、お肌を乾燥から守ってくれます。
またビタミンB1、B2が皮膚の健康維持に役立ち、ビタミンEは新陳代謝を高めてシミやそばかすを防ぐ働きもしてくれます。
アボカドは美容にも健康にもよい、まさにスペシャルフルーツといえますね^^
アボカドはダイエットにいいって本当?
アボカドには脂肪を分解するビタミンB2が豊富に含まれ、血液をさらさらにする効果や整腸作用が期待できます。
また満腹感を感じやすく腹持ちがよいので、ダイエットにぴったりの食材といえます。
アボカドダイエットは効果が高く手軽に実践できると有名で、あのデヴィ夫人も実践してマイナス6kgの結果を出せたとか。
ただし、カロリーが高いので食べすぎは禁物。逆効果になってしまいます。
アボカドダイエットを実践するときは、1日に半個から1個のアボカドを食前に食べるのがおすすめです。
またマヨネーズやバター、チーズなどと組み合わせて食べるとカロリーオーバーしやすいので、わさび醤油やディップにするなど食べ方には気をつけたいですね。
さいごに
おいしくて身体にもうれしいアボカド。
高脂肪なため、食べすぎるとニキビが増えることもあるとか。
ダイエットのためにとアボカドばかりを食べるのではなく、1日1個までを目安にしていろいろな食材をバランスよく取り入れたいですね。