大切な人を失う悲しみはとても大きく、辛いものです。
亡くなった人にもう一度だけ会いたい、会って話をしたいと思う方は多いのではないでしょうか。
今回は故人と会える神社はあるのか、どうしても故人に会いたい時はどうすればいいのかをまとめました。
死んだ人に会える神社はある？
家族や友人、恋人とお別れしなければいけなくなるのは、この世に生きる誰もが経験することです。
しかし事故や病気など、急なお別れで気持ちの整理もつかないまま離れてしまう方もすくなくありません。
「死んだ両親に会いたい」
「亡くなった恋人とまた笑い合いたい」
「天国にいる親友に謝りたい」
みなさん様々な思いを抱えていることでしょう。
ただ、亡くなった人とコンタクトを取ることは簡単ではありません。
調べてみましたが、死んだ人に会える神社というのは、存在しないようです。
けれども、死後の世界を信じ、故人との再会を果たしたいと思う方のなかには、霊場に参拝することがあるようです。
日本三大霊場とは？
日本三大霊場とは、古くから山岳信仰の盛んであった日本において、神様や仏様が住んでいるとされ崇められてきた比叡山・高野山・恐山をさします。
この中でも青森県にある恐山は、あの世とこの世の行きかう場所とされ、死者の魂は恐山へ向かうと言い伝えられている場所です。
楽天たびノートで場所を見る
⇒https://kanko.travel.rakuten.co.jp/aomori/spot/S2000258.html
神憑けを行うイタコさんがいることでも有名な場所ですよね。
亡くなった人が渡ると言われる三途の川や、ごつごつとした岩場が続く無限地獄と血の池地獄があり、死者の行く末を見ているような気分になります。
ここはこの世とあの世の境界線であり、亡くなった人の霊魂に触れられる場所ともいわれています。
恐山はすでに国内では有名な場所であり、観光客も多く訪れる場所ではありますが、土地から何らかの影響や波動を受け取る方も多いようです。
気持ちが不安定な方や、人や物からの影響を受けやすい方には危険な場所です。
遊び半分の気持ちで行くことのないようにしてくださいね。
故人と会える場所とは？
亡くなった人に会うにはお墓参りをするのが一番だと思いますが、お墓の前だけでしか会えないわけではありません。
故人の好きだった場所や、故人との思い出のある場所、それは家など身近な場所にも存在します。
亡くなった人に会うには、必ずしも霊場を訪れる必要はありません。
亡くなった人を思い、その人との絆を再確認し、亡くなった人に静かな祈りを捧げること。
それができる場所ならば、あなたは亡くなった人と心の中でいつでも再会できるのではないでしょうか。
亡くなった人にどうしても会いたい時は？
嬉しいことがあったとき、悲しいことがあったとき。
無理だとわかっていても、亡くなった人に会って伝えたいと思いますよね。
あたなにとって故人の存在がそれだけ大きかったという証であり、その気持ちを無理になくす必要はありません。
悲しむ気持ちを無くそうと思っても、悲しみはすぐに消えることはありません。
あたなが故人の死を受け入れ、向き合えるようになるまで悲しみを癒すことに気持ちをむけてください。
悲しみに飲み込まれそうになったら、家族や友人に気持ちを吐き出し、素直に助けを求めることも大切です。
時が経つとともに悲しみや喪失感が少しずつ薄れ、前向きに生きようとする力を取り戻せることでしょう。
死んだら死んだ人に会えるのか？
もし死後の世界があると仮定して、自分が死んだら、すでに亡くなっている人に会えるのでしょうか。
これは個人の考え方次第ですが、私は会えるのではないかと思っています。
そもそもスピリチュアルな世界でいわれている、人は生まれる時に空から降りてきて、亡くなったら空へ帰るという話がすきだからです。
輪廻転生という考え方もあり、亡くなった人も転生して再び人間界にやってくるという説もありますね。
そうすると行き違いになってしまい、自分が死んでも死後の世界では会える確率は低くなるかもしれません。
もしかしたら、自分が生きている間に、亡くなった人が転生し、この世で再会できるかもしれません。
辛い別れだったとしても、亡くなった大切な人が今もどこかで笑ってくれていると思うと、少しだけ気持ちが軽くなりませんか？
死んだ後のことは、死んだ人にしかわかりません。
あなたと故人の両方が笑っていられるような考え方を選ぶことこそ、今は大切なのではないでしょうか。
まとめ
死んだ人に会える神社や場所はあるのかについてご紹介しました。
どうしても故人との別れが辛く、気持ちを整理できないときは、気持ちを無理に前向きに持とうとしてはいけません。
ショックや悲しみ、喪失感、後悔を感じるのはあなたが生きている証拠です。
長い時間がかかったとしても、生きている限り、あなたはきっと死別の悲しみを受け入れることができます。
いまは焦らず、ご自身の心と向き合いましょう。
コメント