さらしを巻くと胸が小さくなるや、痩せる、ダイエットになるという噂は本当なのでしょうか?
また、さらしは体によくないとも耳にします。
今回はさらしをつけることのメリット・デメリットと、本当に胸は小さくなるのか、また胸を小さく見せるにはどうすれば効果的なのかについて解説します。
胸にさらしを巻くのは体に悪い?
さらしはダイエットに効くと聞いたことがありませんか?
実は、さらしを巻くと骨盤が正しい位置に戻り、姿勢がキレイになります。
すると、血液の流れがスムーズになって、むくみや冷えの原因になる老廃物が排出されやすくなる効果も期待できます。
しかし、さらしをきつく巻きすぎると、逆効果になってしまいます。
血液の流れが悪くなったり、お腹の中の器官が圧迫されて、体に負担がかかってしまうからです。
さらしを胸に巻くのは、一概には体に悪いと言い切れません。
しかし、さらしを巻くときはその巻き方に注意が必要です。
あまりにきつく巻きすぎると血流が悪くなるほか、乳腺やリンパの働きが低下するおそれもあります。
また長時間さらしを巻いていると、汗や擦れから皮膚のかゆみやかぶれを起こすこともあります。
さらしを胸に巻くときは、
・息が苦しくならない程度にゆるめに巻くこと
・できるだけ短時間で外すこと
に気をつけることが大切でしょう。
さらしで胸が小さくなるって本当?
さらしをつけることで胸が小さくなるというのは、昔から言われてきたことです。
しかし、医学的な根拠や科学的な研究結果はほとんどありません。
さらしは胸の脂肪を圧迫し、胸を小さく見せることはできますが、実際に小さくすることはできません。
胸のサイズは、遺伝やホルモンバランス、体重などによって決まります。
さらしを巻いても、それらの要因には影響することはありません。
このため、さらしを巻いても胸が小さくなることはないのです。
胸つぶしは良くない?さらしで胸つぶしのデメリットは?
大きい胸がコンプレックスで、できるだけ小さく見せたいという気持ちはわかります。
しかし、さらしで胸をつぶすのはおすすめしません。
さらしで胸つぶしをすると、胸の形が崩れたり、血流やリンパの流れが悪くなったりするデメリットがあります。
胸の形が崩れると、胸の弾力やハリが失われ、将来垂れやすくなってしまいます。
また血流やリンパの流れが悪くなると、胸の新陳代謝が低下し、乳腺症や乳がんのリスクが高まるともいわれています。
さらしで胸つぶしをするメリットは、着物や法被などを綺麗に着こなせることです。
しかし、それだけのために胸の健康を損なうことはおすすめできません。
さらしで胸つぶしをする場合は、必要最低限の回数と時間にしましょう。
かんたんに胸を小さく見せる方法はある?
胸の大きさが気になる場合は、さらしで胸をつぶすよりもよい方法があるのでいくつかご紹介しますね。
大きさを抑えるブラを選ぶ
まず、ブラを選ぶ際には自分の胸の大きさにあったブラを選ぶことが基本です。
サイズが合っていないブラジャーをつけると、胸が大きく見えてしまいます。
そしてサイズを小さく見せてくれるブラを選びましょう。
こちらは、さらしのように平べったく押さえつけないと人気の胸を小さく見せるブラです。
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薄着の季節に、好きなトップスを着られるのは本当に嬉しいですよね。
筋トレやストレッチをする
ウォーキングや自転車などの運動で、全身の脂肪を燃焼させましょう。
胸周りの筋肉を重点的に鍛えることで、胸のサイズを小さくすることができます。
また腕立て伏せやダンブルプレスなども、大胸筋を鍛えるのにおすすめです。
服装でおしゃれにカバー
胸元がゆったりとしたシャツやVネックのトップス、ダークカラーの洋服を選ぶことで、胸を小さく見せることができます。
また、重ね着やレイヤードスタイルを取り入れることで、胸のボリュームを抑えることができます。
まとめ
胸が大きいことで人目が気になったりと、嫌な思いをされている方も多いと思います。
しかしさらしで胸をつぶすのは、上記の通りおすすめできません。
下着や洋服を変えてみたり、胸やせの筋トレやストレッチを続けてみることがおすすめです。
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