亡くなった大好きな家族や友人に夢で会いたいと思うのは、誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
大切な人に夢の中でいいから会いたいのに、夢に出てきてくれないのはなぜなのでしょうか。
もしかしたら、会いたくないからなのでしょうか?
今回は、故人の夢を見る人と見ない人の違いについてまとめました。
亡くなった人の夢を見る人と見ない人の違いとは何か?
亡くなった大切な人に夢の中で会いたいという気持ちはとても自然なものです。
でも大切な人が夢に出てきてくれるかどうかは、その人との関係や自分の心理状態、夢の内容や感じ方によって違ってきます。
例えば、あなたが大好きだったおばあちゃんに、夢の中でもう一度会いたいと願っていたとします。
心では「夢の中でおばあちゃんに会いたいな」と思っていても、
おばあちゃんとの絆が弱かったり、自分の感情を抑え込んでいたり、おばあちゃんに対する罪悪感や恐怖心があったりすると、おばあちゃんの夢を見ないことが多いようです。
無意識の中で、おばあちゃんとの別れを自分が受け入れていたり、もう一度対面することを拒む気持ちがあるのかもしれないですね。
亡くなった人が夢に出てこないのは会いたくないから?
上記の通り、亡くなった人が夢に出てこないのは、あなたに会いたくないからではありません。
もしかしたら、あなたの心がまだ準備できていないからかもしれません。
大切な人を亡くした時、その人との別れはとても辛いことです。
あなたの人生の転機となることもあるでしょうから、ご自分のペースで受け入れていくことが大切です。
亡くなった人が夢に出てこなくても、それは決して亡くなった人があなたのことを忘れたり、見捨てたりしたということではありません。
あなたに会いたくないから、夢に出てこないということはないのです。
亡くなった人は、あなたの心の中にいつも生き続けていますし、見守ってくれています。
だから、自分が悪かったのかもしれないと過去の自分を責めたり、悲しんだりしないでくださいね。
もしかしたら、いつの日か亡くなった人と夢で会えるかもしれませんし、会えないかもしれません。
でも、どちらでも大丈夫。
夢は自分の心の望みや願望を表すものなので、自分がどうしたいのか?を考えることが大切です。
亡くなった人が夢に出てきたときに怒っていたら?
亡くなった大好きだったおばあちゃんが夢に出てきてくれた。
そしておばあちゃんと夢の中で笑って話していたり、嬉しい夢をみたとき。
これは、おばあちゃんとのつながりや愛情を感じていて、おばあちゃんからのメッセージやサインを受け取っているということでもあります。
おばあちゃんは自分のことを見守ってくれていて、自分に何か伝えたいことがある。
自分を助けてくれているし、いつも自分に幸せになってほしいと思ってくれている。
このことを、自分のこころのなかにおばあちゃんとの絆として持っているということですね。
また、おばあちゃんが夢に出てきたとしても、夢の中で怒られたり、悲しんでいたりする場合もあるでしょう。
それは、自分の心の中にある問題やトラウマを表していて、おばあちゃんに対する罪悪感や恨みや恐れを感じているかもしれませんね。
自分がおばあちゃんと仲直りしたいと思っていたり、おばあちゃんに謝りたかったり、おばあちゃんが怒っているかもしれない・・
そう思っていたりする場合は、怒ったり悲しい顔をして夢に出てくることが多いようです。
亡くなった人と夢で会えないときは?
亡くなった人とは、夢の中で会う以外にも
故人の写真や形見の品を見ながら話しかけることや、故人の思い出を誰かと語り合うことでコミュニケーションを取ることができます。
お仏壇の前で手を合わせて、あなたの近況を報告したり、心の中の気持ちを吐露するのもよいですね。
また家族や友人と故人について語り合うのも、故人とのつながりを感じることができたり、故人の新たな一面を知ることができるでしょう。
ただし、どうしても別れが受け入れられないからと亡くなった人に執着したり、責任を押し付けたりすることは、自分にとっても故人にとっても良いことではありません。
現世では、誰でも、誰とでもいつか別れる時がきます。
故人とコミュニケーションをとることは、故人を思い出したり、感謝したり、許したりすることで、自分の心の平和を取り戻すことにつながるでしょう。
まとめ
大切な人との別れは、とても辛いことですね。
夢で会いたいと願う気持ちもよくわかります。
でも、夢で会えなくても、大切な人はあなたの心の中にいていつも見守っていることを忘れないでくださいね。
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