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寝てる時に人の気配を感じるのは金縛り?夢か現実かわからないとき

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ライフスタイル

しっかり体を休めようと寝ているのに
「人の気配を感じる」
「体が動かない」
「夢か現実かわからない」
という経験をされたことがある人も多いのではないでしょうか。

実は、
「人の気配を感じる」
「体が動かない」
「夢か現実かわからない」などは、
「金縛り」の特徴の1つ。

「金縛り」と言われると
「心霊的」なイメージがありますが、
金縛りは「睡眠麻痺」と言われる
医学的な睡眠障害の1つなんです。

今回は、金縛りの時に人の気配を感じやすくなる理由や
金縛りの原因や対処法をお伝えしていきたいと思います。

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寝てる時に人の気配を感じるのは金縛り?

寝てる時に人の気配を感じるのは、
金縛りの特徴の1つです。

ただ、金縛りは心霊的なものではなく、
「睡眠麻痺」と言われる医学的な睡眠障害の1つで、
30%~40%の人が一生で1度は経験すると言われています。

決して、金縛りが起きたからと言って怖がらないでくださいね。

金縛りの時に人の気配を感じるのは、
1.恐怖心
2.脳の誤判断
3.安心感を得ようとしている
ことが主な原因と言われています。

恐怖心

私たち人間は、
お化け屋敷や放課後の教室などの場面で恐怖心があると、
本当は誰もいないのにちょっとした物音や空気の動きを
「人の気配」と感じてしまうことがあります。

つまり、
金縛りが起きて体が動かない恐怖心がある時も
「人の気配」を自分が作り出してしまっているのです。

脳の誤判断

人間は、
「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」の五感 を通して
脳に様々な情報が伝えられます。

ただ、金縛りは
脳は活発に働いているけれど体は休んでいる状態である
「レム睡眠時」に起きるため、
多くの人がパニック状態になり
五感の情報を脳が誤って判断してしまう場合があるんです。

例えば、
普段なら気にならない聴覚の音を「人の気配」と判断したり、
ただの空気の流れを触覚で「人の気配」と判断してしまうのです。

安心感を得ようとしている

人は怖い時や驚いた時、
近くに誰かいないかを確認する生き物。

なので、金縛りにあった時も
怖くて安心感を得ようとして
近くに誰かいないか確認するため、
人の気配を感じるようになるのです。

金縛りはなぜ起きるの?

金縛りは、
「睡眠麻痺」と言われる医学的な睡眠障害の1つなので、
睡眠のリズムが乱れていることが大きな原因です。

睡眠のリズムが乱れてしまう背景には、
1.不規則な睡眠
2.睡眠の質の低下
3.仰向け寝
4.細切れ睡眠
5.ストレス
6.過労
7.時差
があります。

1.不規則な睡眠
・朝寝坊
・夜更かし
・寝酒
・平日と休日の睡眠時間の差
・睡眠不足
などの不規則な睡眠は、
睡眠リズムが乱れて金縛りが起きやすくなります。

2.睡眠の質の低下
・昼寝
・就寝前のスマホ
・寝室の湿度や温度
・体に合っていない寝具
などで、しっかりとした睡眠がとれていないと
睡眠リズムが乱れて金縛りが起きやすくなります。

3.仰向け寝
仰向けで寝ると睡眠中に体の動きが起きにくく
金縛りが起こりやすいという研究結果があります。

4.細切れ睡眠
夕方に長く深い仮眠をとったり、
1日の睡眠を何回かに分ける細切れ睡眠も
金縛りが起こりやすくなります。

5.ストレス
ストレスが溜まると自律神経が乱れて眠りが浅くなり
金縛りが起こりやすくなります。

6.過労
過労は睡眠不足の原因、ストレスの原因になります。
その結果、金縛りが起こりやすい状態になってしまいます。

7.時差
旅行や出張などで時差が起きた場合、
体は疲れているのに脳は興奮状態で
しっかり眠れず金縛りが起こることがあります。

寝てる時に人の気配を感じたらどうするべき?

寝ている時に金縛りが起きて、
体が動かなくなったり、
人の気配がしたり、
耳鳴りがすると誰でも驚いて怖くなります。

でも、金縛りは心霊的なものではなく睡眠障害の1つです。

まずは、落ち着いて「深呼吸」しましょう。
深く息を吸ってゆっくり吐くようにしてみましょう。

そして、ポジティブなことを考えたり数秒の我慢と言い聞かせて、
ゆっくり寝ることに集中しましょう。

でも、何よりも大事なことは睡眠リズムが乱れることで起きる
「睡眠麻痺=金縛り」を起きなくすることです。

睡眠のリズムが乱れてしまう背景は、
・不規則な睡眠
・睡眠の質の低下
・仰向け寝
・細切れ睡眠
・ストレス
・過労
・時差
ということが分かっています。

自分に当てはまる問題を解消することで
「睡眠麻痺=金縛り」を起きなくすることができます。

そのためには、
1.睡眠時間の見直し
2.睡眠の質の見直し
3.うつぶせ寝・横向き寝
4.ストレス発散
などが大切です。

睡眠時間の見直し

年齢や個人差はあるものの、
人の睡眠時間は1日「6~8時間」が目安とされています。

・起床時間
・就寝時間
・寝だめ
・二度寝
・細切れ睡眠
などに当てはまるものがある場合は、
まず自分の睡眠時間を見直してみてくださいね。

ちなみに2児のママである私は、
子ども達といつも寝てしまうので就寝時間は早い方です。

その分、朝早く起きるようにはしていますが、
子ども達のおかげで規則正しい睡眠時間が確保できています。

また、睡眠時間の見直し以外にも
・日光の光を浴びる
・朝食をとる
・適度に運動する
など生活リズムを整えることもポイントですよ。

睡眠の質の見直し

就寝前にはスマホやパソコン、
テレビなどには触れないようにしたり、
寝室の湿度や温度、寝具なども見直してみましょう。

睡眠の質を見直すことは、
金縛りを予防できるだけでなく、
疲れが取れて日々のパフォーマンスが向上したり、
ストレスを感じにくくなることにもつながりますよ。

うつぶせ寝・横向き寝

体の動きが起きにくい仰向け寝ではなく、
体を動かしやすいうつぶせ寝か横向き寝で寝るようにしましょう。

ストレス発散

ストレスが溜まると
「眠れない→ストレスになる→眠れない」
の悪循環が続きます。

ストレスを感じたら布団に持ち込む前に発散するのがおススメ。

適度な運動や趣味など
自分にあったストレス発散法を見つけてくださいね。

運動や趣味の時間をとることが難しい場合は、
ゆっくり湯船に浸かったり、好きな香りに入浴剤を入れたり、
マッサージをするのもおススメです。

まとめ

寝ている時に人の気配がするのはとっても怖いですが、
恐怖心や脳の誤判断・安心感を得ようとしているなど、
人として誰もが起こり得る金縛りの1つの特徴です。

金縛りは、睡眠障害の1つなので心霊的なものではありません。
睡眠時間や睡眠の質を見直すことで予防することができます。

ただ、金縛りが頻繁に起こる場合や
思い当たる原因がない場合は医療機関の受診もおススメです。

「睡眠学会専門医」という睡眠医療の専門家がいる医療機関があります。

気になる方は、日本睡眠学会の公式サイト(https://jssr.jp/list)で
チェックしてみてくださいね。

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