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ヘアドネーションは迷惑で役に立たないの?喜ばれる髪の長さや特徴とは?

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ライフスタイル

病気や事故で髪の毛を失った子どもへ
人毛のウィッグを無償で提供する
「ヘアドネーション」。

最近ではよく耳にするようになってきましたよね。

大切に伸ばしてきた髪の毛を寄付して
誰かを幸せにできる素敵な取り組みです。

ですが、
ヘアドネーションには
「迷惑」
「意味がない」
「役に立たない」
とういう噂や情報が出回っています。

今回は、
ヘアドネーションにまつわる噂の真相や
条件・喜ばれる髪の特徴など
詳しく解説していきたいと思います。

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ヘアドネーションは迷惑で意味がない?寄付しても役に立たないの?

結論から言うと
ヘアドネーションは、
「迷惑」
「意味がない」
「役に立たない」
とうことは全くありません。

ヘアドネーションを待つ子ども達は、
今もたくさんいます。

しかも、ヘアドネーションでウィッグを1つ作るためには
約30人分以上の髪の毛が必要と言われています。

決して一人一人のヘアドネーションが
迷惑や意味がないなんてことはありません。

ただ、今、ヘアドネーションで寄付をした髪の毛が
「余っている」「在庫がたくさんある」という事実はあります。

それは、「役に立っていない」という意味ではなく、
ヘアドネーションの髪の毛からウィッグを1つ作るためには
「約3年」という期間がかかることや
コロナ禍の影響で制作資金が不足していることが関係しています。

つまり、ヘアドネーションが、
「迷惑」
「意味がない」
「役に立たない」
ということはないのです。

ぜひ誰かの力になりたいという方は、
髪の毛を大切に大切に伸ばしてみてはいかがでしょうか。

ヘアドネーションで迷惑になってしまうケースとは?

ただ、ヘアドネーションで迷惑になってしまう
2つのケースがあります。

1.適切ではない髪を送る
2.美容院の負担になる
という2点。

適切ではない髪を送る

ヘアドネーションに絶対必要な条件は、
・31cm以上の長さ
・完全に乾いている
という2つです。

また、寄付する団体によっては、
カラー・パーマ・ブリーチ・白髪などの髪の毛を
受け付けていない団体もあるので、
送付することでかえって迷惑になる場合があります。

寄付する団体の受け入れ条件は、
必ず事前にチェックしておきましょうね。

そして、ダメージがひどくて
引っ張ったらすぐに切れてしまうほどの傷んだ髪もウィッグに適さず、
迷惑になってしまう場合があります。

美容院の負担になる

ヘアドネーションのカットは特殊で、
通常のカットよりも時間がかかってしまいます。

そのため、忙しい美容院の負担になってしまう場合があります。
ヘアドネーションをお願いしたい時は、
事前に美容院に問い合わせて
都合の良い時間に設定するようにしましょうね。

ヘアドネーションで喜ばれる髪の長さや特徴とは

ヘアドネーションの絶対条件は、
・31cm以上の長さ
・完全に乾いていること
の2つです。

特に
髪の毛に少しでも水気や湿気が残っていると
雑菌が繁殖したり、カビが生えてしまうので、
完全に乾いた状態でカットすることがポイントです。

そして、特にヘアドネーションで喜ばれる長さや特徴は、
「40cm~50cm」の長い髪の毛なんです。

ヘアドネーションでは、
・31cm:ショートウィッグ
・40cm:ボブウィッグ
・50cm:ロングウィッグ
・60cm:スーパーロングウィッグ
に分けられて作られます。

長いロングヘアに憧れる女の子は多いのですが、
長い髪の毛は集まりにくく不足している状態なので、
特に喜ばれます。

ヘアドネーションはどこの美容室でもできる?寄付の条件や送り先も

ヘアドネーションは、
基本的にどこの美容院でもできるとされています。

ですが、先ほどお伝えしたように
ヘアドネーションのカットは、
特殊であるため通常のカットよりも時間がかかってしまいます。

そのため、受け付けていない美容院もあるので、
いきつけの美容院でも
事前にヘアドネーションを受け入れているかは
確認しておきましょう。

そこで、おススメの美容院が、
日本でヘアドネーションを主催している
「特定非営利活動法人 JHD&C(ジャーダック)」
「特定非営利活動法人 HERO」
「株式会社グローウィング つな髪プロジェクト」
という3団体に賛同している美容院でヘアドネーションをすることです。

賛同美容院はコチラ↓から検索できます

・JHD&C →https://www.jhdac.org/search/
・HERO →https://hairdonation.hero.or.jp/salons/
・つな髪プロジェクト →https://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/15535778944140

次に、
「JHD&C」
「HERO」
「つな髪プロジェクト」
それぞれの特徴や条件、送り先などを見ていきましょう。

JHD&C

JHD&C(Japan Hair Donation & Charity)は、
日本で最初のヘアドネーション団体です。

JHD&Cの医療用ウィッグは、
JIS規格取得の「Onewig」と呼ばれて
自然な見た目と手触りが特徴的なウィッグとなっています。

JHD&Cへのヘアドネーションは、
「国籍」
「年齢」
「性別」
「カラー」
「パーマ」
「ブリーチ」
「くせ毛」
「白髪」
でもOKです。

カットした髪の毛の束をゴムでしっかりとまとめておきましょう。

そして、JHD&Cでは、
賛同美容院からも髪の毛を送付してもらえません。
自分で髪の毛を送りましょう。

JHD&Cの公式サイトから
毛髪状態を記入する「ドナーシート」を印刷、記入します。
受領書を希望の場合は、
切手を貼付して送り先を記入した返信用封筒を準備しておきます。

そして、
・寄付する髪の毛
・ドナーシート
・返信用封筒
をセットにして元払いでJHD&Cに送りましょう。

JHD&Cへの送付は、
「〒530-0022
大阪府大阪市北区浪花町13-38 千代田ビル北館 7F
「NPO法人JHD&C事務局」
です。

HERO

2011年10月に設立されたのが宮城県にあるHEROです。
2016年にヘアドネーション活動を開始しています。

HEROへのヘアドネーションは、
「年齢」
「性別」
「カラー」
「パーマ」
「ブリーチ」
「くせ毛」
「白髪」
でもOKです。

賛同美容室でカットする場合は、髪の毛の送付も行ってくれます。

自分で送ることもできますが、
自分でおくる場合は元払いで送りましょう。

HEROへの送付は、
「〒981-8003
宮城県仙台市泉区南光台2丁目13-1
NPO法人HERO
ヘアドネーションプロジェクト係」
です。

つな髪プロジェクト

女性用の医療用ウィッグを専門として運営していた
「株式会社グローウィング」が、
2016年からヘアドネーション活動を開始しています。

当初、つな髪プロジェクトでは
15cm以上からのヘアドネーションも受け付けていましたが、
2023年の5月をもって受け付けは終了しています。

つな髪プロジェクトへのヘアドネーションは、
「国籍」
「年齢」
「性別」
「暗めのヘアカラー」
「31cm~35cm」
であればOKです。

「パーマ」
「ブリーチ」
「縮毛矯正」
「白髪」
はNGとなっているので、注意してくださいね。

また、つな髪プロジェクトでは
ロングウィッグは作成されていないため、
35cm以上の髪の毛は規定の長さに調整されて
ウィッグになります。

そして、つな髪プロジェクトは、
髪の毛の送付は自分で、元払いで送付する必要があります。

つな髪プロジェクトへの送付は、
「〒530-0001 
大阪府大阪市北区梅田3丁目3−45 マルイト西梅田ビル5F
 (株)グローウィング つな髪」
です。

また、どの団体も
複数人で送る場合は、
髪の毛を一人一人の束にして送る必要があります。
他の人と一緒に束ねないように注意してくださいね。

まとめ

病気や事故で髪の毛を失った子どもに贈られる
「ヘアドネーション」。

今でもウィッグを待っている子ども達はたくさんいます。
決して、ヘアドネーションが
「迷惑」
「意味がない」
「役に立たない」
とうことはありません。

ヘアドネーションの絶対条件は、
・31cm以上の長さ
・完全に乾いていること
です。

9歳になる私の息子もヘアドネーションに興味をもち、
「伸ばしてみようかな。」と言っています。
まだまだ長い月日はかかりますが、
人の役に立ちたいという気持ちも
育って欲しいなと思っています。

ぜひ、「何か人の力になりたい」という方は、
参考にしてみてくださいね。

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