ぬいぐるみ一緒に寝ると、安心感や癒しを与えてくれますよね。
でも「呪われる」「魂を取られる」「運気が下がる」と耳にしたことはありませんか?
ぬいぐるみと一緒に寝ることは、本当に悪いことなのでしょうか?
今回は、ぬいぐるみにまつわる怖い言い伝えや、ぬいぐるみと一緒に寝ることのメリットとデメリットをまとめました。
ぬいぐるみと一緒に寝ると呪われるは本当?
夜眠る時に可愛いぬいぐるみを抱きしめると、それだけで日々の疲れが癒されますよね。
ふわふわの触り心地やかわいらしい見た目は、何物にも代えられません。
でも都市伝説や怪談には、ぬいぐるみと一緒に寝ると、「呪われる」「魂を取られる」「運気が下がる」という言い伝えがあるのをご存じですか?
可愛らしく動かないぬいぐるみに魂をとられるってなんだか不思議な感じがしますよね。
呪われるといわれる理由は、ぬいぐるみは生き物の形をしているけど魂が入っていないため、ずっとそばに置いておくと、人の魂を欲するといわれているようです。
これはぬいぐるみに限らず、生き物の形をしているものは、良い気も悪い気も吸収しやすいのだそう。
古くから日本では、人形なども魂や霊が宿りやすいので、手放すときは供養をきちんと行うのが良いとされていますね。
そして、寝室は悪い気をきちんと浄化し、運気を再生する場所といわれています。
そのような場所にぬいぐるみや人形を持ち込むこと、また近くに置いたり抱いて眠ると、
ぬいぐるみが吸収してしまった悪い気を、自分も受けやすくなってしまうのだそうです。
普段起きている間は何の影響もなくても、眠って無防備な状態になると、ぬいぐるみの悪い気に影響されて悪夢を見たり、うなされるということがあるようです。
もし、部屋にぬいぐるみを置いてから運気が下がったように感じる、疲れがとれない、悪夢を見るという場合でも、今すぐぬいぐるみを処分する必要はありません。
ただ、ぬいぐるみをいつもの寝室ではなく、リビングなど他の部屋に移動させてあげましょう。
一緒に寝ると安心感や癒しを得られるぬいぐるみですが、「あれ、もしかして?」と心当たりのある方は、夜の間は、ぬいぐるみと少し距離を置いてみましょう。
ぬいぐるみと寝ることのメリットとデメリットとは?
上の項では、ぬいぐるみと寝ることの怖い話をしてしまいました。
安心感と癒しを与えてくれるぬいぐるみ。
小さなお子さんや、ストレスを抱える大人にとっても、穏やかな安らぎを与えてくれる存在ですよね。
でも、現実的に見ても、ぬいぐるみと寝ることにはメリットだけでなくデメリットもあります。
ぬいぐるみと寝ることのデメリットを3つご紹介します。
汚れ
ぬいぐるみは長い間使っていると、ダニやホコリ、皮脂などが付着してしまいます。
特に、子どものぬいぐるみはよく口や鼻に触れるため、衛生面の問題があります。
定期的にぬいぐるみを洗うことが大切ですが、洗えないぬいぐるみもあるため注意が必要です。
アレルギーの発症
ぬいぐるみはダニの巣になりやすいと言われています。
ダニはアレルギーの原因となることが多く、また、アトピー性皮膚炎などの肌トラブルを引き起こすこともあります。
またホコリなどのハウスダストや、湿気によるカビの発生などもアレルギーの原因になるといわれています。
ぬいぐるみを定期的に洗うことや、直射日光に当てることでダニの繁殖を抑えることが大切です。
窒息の危険性
たいていのぬいぐるみは柔らかい素材でできていて、柔らかく肌触りも良いですよね。
ベッドや布団に入れて一緒に寝る場合、寝返りを打った時など柔らかいぬいぐるみの中に顔を埋めてしまうことがあります。
特に小さな子どもやぬいぐるみが大きい場合は、子どもの顔が完全に覆われる可能性があり、窒息の危険性があるため、注意が必要です。
子どもにぬいぐるみを与える際には、窒息のリスクを十分考慮し、目の届く範囲で使用するようにしましょう。
ぬいぐるみがないと寝られないときは?
幼いころからベッドをともにしていて、ぬいぐるみがないと眠れない、寝つきが悪い・・
そんな方もいらっしゃるかと思います。
そんなときはぬいぐるみではなく、洗えるクッションや抱き枕に替えてみてはいかがでしょうか?
大きめの抱き枕に洗えるカバーをつけ、休日など天気の良い日に外干しすると衛生的にも良いですね。
最近では色々な素材の抱き枕が販売されていますが、こちらはもちもちとした肌あたりとしっかりめの感触が人気です。
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ぬいぐるみを寝室に置くなら何個まで?
上記でぬいぐるみと一緒に寝ることのデメリットをお伝えしました。
でも、どうしてもぬいぐるみと離れるのは寂しく感じる方もいらっしゃるかと思います。
ベッドにはなるべく持ち込まないようにするのが望ましいですが、寝室には1~2個のぬいぐるみを置くのは良いのではないかと思います。
特に小さいお子さんなどは、急にお気に入りのぬいぐるみと離されて寝付けないという事もあるかと思います。
ベッドではなくお部屋に飾る⇒リビングや子ども部屋に置くなど、徐々に距離を置いてあげるのも良いでしょう。
また絵本を読んであげる、安眠に導く音楽を流してみるなど、リラックスして眠りに入れるような工夫も必要かもしれません。
まとめ
ぬいぐるみには癒しの効果があり、子どもでも、大人でも精神的な支えになっているということは十分あると思います。
ただそこにあるだけで、安心感を与えてくれる存在はなかなかありませんよね。
ただ、ぬいぐるみと一緒に眠るということはいくつかリスクがあることも理解しておきましょう。
ぬいぐるみに呪い殺される、なんてことはあまり考えられませんが、
可愛がっていたのに無残に捨ててぬいぐるみから恨まれる・・という話は想像できるのが不思議ですね。
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