冬本番の1月~2月は各地で雪が降ったり最低気温を更新したりと、寒さが厳しい時期ですよね。
特に2月は冷え冷えとした日が続く印象があります。
その前後になる12月や3月は寒いものの、冷えきることが少ないので比較的過ごしやすい月ですが、
みなさんはどちらの方が寒いと思いますか?
なんとなく、春間近の3月の方が暖かいイメージがあるかもしれません。
今回は
・12月と3月はどっちが寒いの?
・2月が一番寒い理由とは?
・2024年春服はいつから着られる?
など詳しくご紹介していきます。
毎年のことではありながらも、寒さのピークはいつなのか、いつ春服が着られるのかと気になりますよね。
改めて冬の気温や特徴を把握し、日々の生活に生かしていきましょう!
12月と3月はどっちが寒いの?
12月はクリスマスがあることから雪の降る寒いイメージ、3月は段々近づく春と花粉のイメージがありますね。
やや3月の方が暖かそうな印象ですが実際にはどちらが寒いのでしょうか。
その年の特徴で差は出るものの、全国的に12月の方が寒い傾向にあります。
関東や関西地方の平均は〔12月の最高気温が8度、最低気温は4度 / 3月の最高気温が10度、最低気温が6度〕
東北地方の平均は〔12月最高気温が8度、最低気温は0度 / 3月の最高気温が11度、最低気温が3度〕
九州地方の平均は〔12月最高気温が10度、最低気温は5度 / 3月の最高気温が16度、最低気温は8度〕
となります。
このように、全国的にみても12月より3月の方が最高・最低共に温度が高いことが分かります。
12月は冬型の気圧配置になりやすく、強い寒気が上空を覆います。
その際に冷たい北風や雪の発生頻度が増えることで気温があがらない日が多くなるのです。
ちなみに3月から暖かい日が増えるため、花粉の飛散が活発化します。
2月が一番寒い理由とは?
2月と聞くだけで、とても寒いイメージがあるかと思います。
それもそのはず、全国的に毎年2月は最も寒い最低気温を更新する月で、関東の平均最低気温は1,8度、北海道では-6度まで下がります。
暖房器具はもちろん、マフラーや手袋などの防寒対策なしでは過ごせない時期です。
2月が一番寒い理由は、大気が冷えきるまで時間がかかるためです。
太陽が高い位置にある夏は、日のあたる時間や場所が多くなるので気温が上昇します。
太陽が低い位置にある冬は、日の当たる時間も短く日陰が多くなるため気温が上がりません。
また、太陽の当たる時間が最も短い冬至は(12月20日頃)、最も寒いと言われる大寒は(1月20日頃)ですね。
日照時間が短くなると、地表が冷えてゆきます。
冷えた地表から冷気が放出され、大気が冷えるのに1か月以上の時間がかかります。
このため、2月が一番冷えて寒い時期となるのです。
2月は12月に比べて日照時間は長くなってはいますが、大気が温まるまでまだ時間がかかってしまうのですね。
3月の春分の日頃には太陽の位置も段々と高くなるので、少しずつ暖かい日が増えていきますよ。
2024年春服はいつから着られる?
スプリングコートや薄手のニットなどの春服は、3月中旬頃から着るのがオススメです!
関東では、3月の中旬頃には最高気温が15度以上に上がる日が増えていきます。
そのぐらいの暖かさであれば、寒さを感じることも少なく、春服を楽しめるでしょう。
それでもまだ寒い方は、20度近くまで上がる3月下旬以降を目安に衣替えをしてみましょう。
また東北などの寒い地域では、春服の出番は4月下旬~5月以降になりそうです。
まとめ
実際に12月から2月までは本格的な冬となり寒くなりますが、3月からは春に向けてぐんぐんと気温が上昇していきます。
2月は冬至や大寒の冷えきった寒さが出やすいので、念入りの防寒対策をして過ごしていきましょう。
また春服も焦ることなく、その地域や体調にあったタイミングで楽しんでくださいね。
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