お風呂上がりのアイスって最高においしいですよね。
暑くても寒くても一年中おいしいアイスクリームですが、その中でもラクトアイスって体に良くないと言われているのはご存じでしょうか?
今回はラクトアイスが体に悪い理由と、毎日食べたらどうなるのか、太らないアイスについても詳しくご紹介します。
ラクトアイスが体に悪いのはなぜ?
アイスクリームにはラクトアイスやアイスミルク、氷菓などいろいろな種類に分けられています。
その中でもラクトアイスが体に悪いと言われる原因は、植物性油脂を多く含むからです。
植物性油脂とはその名の通り植物から搾り取られた油をさし、オリーブオイルやごま油も植物性油脂に含まれます。
ラクトアイスに多く含まれているのはパーム油という植物性油脂です。
安価で安定して入手できることから、アイスをはじめカップラーメンやポテトチップスなどの食品にも多く使用されているパーム油。
このパーム油はたくさんの添加物を含んでおり、発がん性などの危険がある成分が含まれていることも報告されています。
また、ラクトアイスはアイスクリームやアイスミルク、氷菓に比べるとカロリーや脂肪が多く含まれています。
美味しくて比較的値段が安く、コンビニやスーパーなどでも手軽に手に入るラクトアイス。
では毎日食べるとどんな影響があるのでしょうか?
ラクトアイスを毎日食べたらどうなる?太る以外にも影響がある?
上記の通り、ラクトアイスには植物性油脂が含まれていることと、カロリー・脂肪がともに多く含まれています。
毎日ラクトアイスを食べ続けるとカロリーの過剰摂取で太ってしまうほかに、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病を引き起こすおそれがあります。
ラクトアイスに使用されている植物性油脂(パーム油)にはトランス脂肪酸が含まれているため、毎日食べ続けていると、体内で悪玉コレステロールを増やしてしまいます。
この悪玉コレステロールは、増え続けると体内で動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの重篤な疾患を引き起こすといわれています。
個人の食生活や運動量にもよりますが、ラクトアイスの食べ過ぎには注意したいところ。
毎日1個ラクトアイスを食べ続けてすぐに病気になるとは考えにくいですが、遺伝的な素因なども考えられます。
どうしてもアイスを食べたい時は、ラクトアイスだけではなく他の種類のアイスクリームを選ぶのも良い方法ですね。
ラクトアイスとアイスクリームの違いはなに?
ひとくちにアイスといっても、明確な定義で種類がわけられています。
ラクトアイスはアイスの中でも乳成分が3.0%以上含まれているものと定められています。
一般的には通常のアイスよりも軽い風味があり、たくさんの風味が取り揃えられているのがラクトアイスの魅力です。
そして通常のアイスクリームと異なる点は、乳脂肪分が控えめで、その代わりに植物由来の油脂がたくさん入っているということです。
アイスクリームは乳固形成分量15%以上、そのうち乳脂肪分が8%以上のものをさします。
今日はさっぱりしたアイスが食べたい!というときにラクトアイスを選んでいる人も多いかもしれませんね。
太らないアイスの種類って?
太らないアイスというのは、糖分を含んでいる限り難しいでしょう。
ただしアイスの中でも氷菓はカロリーが低めです。
カロリーや糖分を抑えたいけど、冷たいデザートが食べたくなったら、低カロリーのアイスがおすすめです。
最近はドラッグストアやスーパーなどでもカロリーコントロールアイスが販売されていますね。
また果物を凍らせるのも手軽にできておいしいですし、豆腐でデザートを手作りするのもおすすめですよ。
妊娠中にラクトアイスを食べてしまったらどうなる?
妊娠中にラクトアイスを食べてしまったからといって、ただちに赤ちゃんに悪い影響が起きるとは考えにくいです。
しかし、上記の通りラクトアイスは植物性油脂を多く含むため、カロリーが高く、また砂糖や食品添加物の過剰摂取も心配です。
おいしいから、食べやすいからといって食べ過ぎるのは要注意。
カロリーが気になるけどアイスも食べたい!という妊婦さんには無添加アイスがおすすめです。
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妊娠中はダイエットのための運動も難しいので、ラクトアイスの食べ過ぎには十分注意してくださいね。
まとめ
実はスーパーやコンビニで見かける定番アイスの中にも、ラクトアイスはたくさん含まれています。
皆さんご存じの商品も多いので、一度アイスの種類をチェックしてみるのも良いと思います。
ただ食べ過ぎることがなければ過剰に心配することもないので、節度を持ってアイスをおいしくいただきましょう。
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